教育学を柱に、
スポーツ医科学を
幅広く学ぶ
教育学を柱に、
スポーツ医科学を
幅広く学ぶ
教育学とスポーツ医科学の知見を統合し、 科学的根拠に基づく指導力獲得を目指します。
また、保健体育科教員に求められる知識技能はもちろん、一人ひとりの児童生徒に最適のトレーニング?コンディショニングを提案し
安全で効果的なスポーツ指導を実践する力を育成します。
保健体育教育コースでは近隣の高校と連携し、スポーツ医科学を共に学びあうイベントを定期的に開催しています。
教員の指導のもと教職への進路を考えている高校生に対して実技のサポートをおこない、学生らは実践的にスポーツ指導を学ぶことができます。
実施する運動を通して、自らの体力?健康との関わりを理解し、技能の習得だけでなく、コミュニケーション能力および、実技指導に必要な資質について身に付けることができます。
教育現場やスポーツ現場で起こり得る不測の事態に備えて、心肺蘇生法およびAEDのシミュレーショントレーニングやケガの応急処置、テーピング方法について学び、緊急時に迅速かつ適切に対応できる力を養います。
スポーツパフォーマンス向上やスポーツ障害の予防を目的とした各種トレーニング方法についての専門知識と技術を学修。またリカバリー方法をより深く理解するための機能解剖学や運動生理学、トレーニング科学などについても学びを深めます。
中学校および高等学校の保健体育科指導の基本を、方法論から模擬授業、教育実習まで継続的に学びます。運動教材の特性に応じ、科学的根拠に基づく学習指導計画を作成した模擬授業で、保健体育科教諭に必要な実践的能力を養います。
保健体育教育コースでは、部活動や外部でのスポーツ活動において、競技能力向上はもちろんのこと
授業で学修したスポーツ医科学に関する専門的な学びを活用し、アスリートかつ指導者の目線を持ち取り組んでいます。
さらに活動を通じて豊かな人間性と社会を創造できる力を高めています。
藤井 亮吾さん
保健体育教育コース
大阪市立(現 大阪府立)桜宮高等学校 出身
小中どちらの校種でも活躍できることから志望しました。就職活動は3年生の後期から始め、特に法律に力を入れながら、大学推薦も視野に入れて授業にも積極的に取り組みました。教職キャリアセンターには毎日のように足を運び、面接の練習や模擬授業の試験に備えた授業見学など、教員になるためには必要不可欠な場所です。また、東京アカデミーの講座もテキスト代のみで受講でき、合格にとても役に立ちました。これからはボランティア活動で培った対応力を活かしながら、科学的な根拠を持った運動指導を行いたいです。
谷口 哲也さん
保健体育教育コース 4年生(取材時)
京都府立綾部高等学校 出身
中学時代、陸上競技で伸び悩んでいた私に自信を与えてくれた顧問の先生に憧れて保健体育の教師を志しました。現役講師の先生方も受験する公立高校の保健体育の教員採用試験は、倍率も高く難関です。対策は3年の秋から綿密に計画を立てて始めました。面接の練習やエントリーシートの添削、情報収集などは、先生や教職キャリアセンターの方々が手厚く支援してくださりとても心強かったです。大学では支援が必要な子どものための特別支援教育も学びました。これらの学びを生かし、子どもの可能性を広げ共に成長できる教員をめざして頑張ります。
井澤 七海さん
2022年3月 保健体育教育コース 卒業
大阪府立東百舌鳥高等学校 出身
高校時代の先生のおかげで、嫌いな体育の授業が好きになった経験から教員を志しました。現在は公立中学で保健体育科の教科主任と3年生の副担任を務めています。大阪成蹊大学では初等と中等教育の両方を学べることや、実習前に教育現場を見ることで充実した教育実習を体験できるのが魅力です。また、ボランティアやスポーツ大会の企画運営などを通じて得た力は、教員の仕事にも活かせています。
池上 亜衣さん
2024年3月 保健体育教育コース 卒業
尼崎市立尼崎高等学校 出身
公立中学で、2?3年生の保健体育と1年生の副担任、女子バスケットボール部の顧問を務めています。大学では、先生方が常に私たちに寄り添い「できない生徒ができるようになる」「嫌いな体育が好きに変わる」授業について教えて頂きました。学んだことを生かして、「苦手な跳び箱が跳べるようになった」「練習で最下位だった競技が体育祭本番では1位を獲得」など、生徒が笑顔になる授業を実践しています。
高校時代に硬式野球部で経験した“体を動かすこと”や“チームプレーの楽しさ”が、「体育教師になりたい」という思いになり、徹底した現場教育が魅力の本学へ入学しました。中学?高校で保健体育の授業を行う専門的な教育理論と実践的な指導法が学べる本コースは、教育者に必要な指導力やコミュニケーション力を重視したカリキュラムが特徴です。現場経験豊富な先生方からの指導はリアリティがあり、地域の学校や教育施設でのフィールドワークなど、多数用意されている実践的な学びの場で大いに助けになっています。
大学では準硬式野球部で活動しています。硬式よりも安全性の高い準硬式ボールを用い、学業との両立をめざす練習スタイルで広く大学野球として普及しています。週1回という限られた練習時間ですが、文武両道をめざす意識の高い学生が「全国大会優勝」を目標に練習に励んでいます。私も「生徒一人ひとりの可能性を引き出し、彼らが自信を持って成長できるように支援できる保健体育の教員になる」という夢を胸に、部活で肉体を鍛え、集中力を高めて、勉強にも邁進しています。